コラム
賃貸のゴミ出しトラブル|段ボールの出し方と相談方法
ゴミ置き場の困りごとを、一人で抱えないで
「回収日ではないのに、段ボールが出されている」
「管理会社に掲示してもらっても、しばらくすると元に戻ってしまう」
アパートやマンションで、こうしたゴミ出しの悩みを抱えていませんか。
ゴミ置き場が散らかっていると、見た目が悪くなるだけでなく、通行の妨げになったり、火災への不安につながったりします。
今回のSTVラジオ『ようへいと学ぼう!エンジョイ・ライフ』では、「段ボールが決められた日以外に出され、雪でぐちゃぐちゃになる。置き場の上が自分の部屋なので、火災も心配」というご相談が寄せられました。
改善に向けて、まずは管理会社に状況を伝えましょう。
そのうえで、ルールが十分に伝わっているか、守りやすくする工夫はないかを、管理会社と一緒に考える方法もあります。
今回は、札幌市の段ボールの回収ルールを確認しながら、賃貸住宅でのゴミ出しトラブルの相談方法と、無理なくできる工夫をご紹介します。

めぐみ社長

ようへいさん
段ボールをひもで縛るのが苦手だったり、出す日が分からなかったりすることもありそうですね。

めぐみ社長
そうなんです。
段ボールの縛り方をイラストで伝えるなどの工夫も考えられます。
ただし、掲示や道具の設置は、管理会社に相談してから進めることが大切です。

ようへいさん
自分で直接注意するのではなく、まず管理会社に相談することが大切なんですね。
今回のコラムでは、ゴミ出しトラブルへの対応と、気持ちよく暮らすためのポイントをご紹介します。
まずは段ボールの回収日と出し方を確認しましょう

段ボールを出すときは、最初に「いつ・どこへ・どのように出すか」を確認しましょう。
札幌市では、新聞・雑誌・段ボールは「雑がみ」の日に出せません。
町内会などの集団資源回収や、古紙の回収拠点を利用します。
回収の日程や場所、対象品目は地域や実施団体によって異なります。
お住まいの地域の回収案内や、建物の掲示・入居時の案内で確認しましょう。
建物での出し方が分からない場合は、管理会社へ問い合わせてください。
集団資源回収に出す段ボールは、たたんで、宅配便の送り状や紙以外のものを取り除き、ひもで縛るのが基本です。
食品などで汚れた段ボールは、集団資源回収には出せません。
有料の指定ごみ袋に入れ、「燃やせるごみ」の日に出してください。
回収拠点へ持ち込む場合も、利用時間や受入品目を確認しましょう。
ルールが守られない理由を、決めつけないことも大切です
掲示の直後は改善したのに、翌月にはまた散らかっている。
そんな状況が続くと、「守る気がないのでは」と感じてしまうかもしれません。
ラジオ放送では、「段ボールをうまく縛れない」「ひもを用意できていない」という可能性が話題になりました。
ラジオ放送で挙げられた可能性も含め、ルールが守られない背景には、次のような事情が考えられます。

◆ 段ボールをひもでうまく縛れない
◆ ひもを用意できていない
◆ 回収日や出す場所を覚えられていない
◆ 新しく入居し、ルールを十分に知らない
大きさの違う段ボールをまとめる作業は、手先の作業が苦手な方には負担になることもあります。
また、繰り返しルール違反があっても、毎回同じ人が出しているとは限りません。
もちろん、事情があれば自由に出してよいということではありません。
「注意を繰り返す」だけでなく、「どうすれば守りやすくなるか」を考えることが、改善のきっかけになります。
管理会社には、困っている状況を具体的に伝えましょう
相談先は、入居時の案内や契約書に記載された管理窓口を確認しましょう。
管理会社がない場合は、大家さんへ相談してください。
一度相談していても、改善が続かない場合は、その後の状況を改めて伝えましょう。
次の内容を整理すると、困りごとが伝わりやすくなります。
◆ いつから、どのくらいの頻度で起きているか
◆ どこに、どのような状態で出されているか
◆ 掲示後に改善した期間はどのくらいか
◆ 通行や暮らしに、どのような影響があるか

例えば、次のように伝えてみましょう。
『掲示していただいた月は改善しましたが、翌月から回収日以外にも段ボールが置かれています。
雪で崩れることがあり、置き場の上が自分の部屋なので火災も心配です。
現地の状況をご確認いただけますか。
回収ルールの再周知など、今後の対応についても相談したいです。』
写真があると説明しやすくなりますが、人の顔や送り状の個人情報が写らないよう配慮し、管理会社への相談に使いましょう。
管理会社が対応する内容や範囲は、建物の管理体制や契約によって異なります。
再掲示だけでなく、現地確認や回収ルールの周知など、どのような対応ができるか相談してみてください。
注意書きだけでなく、分かりやすく伝える工夫を
ラジオ放送では、管理会社の許可を得たうえで、段ボールの縛り方をイラストで示したり、使いやすい長さに切ったひもを用意したりする案が紹介されました。
例えば、管理会社に次のような工夫を提案できます。

◆ 回収日と出せる時間、場所を大きな文字で掲示する
◆ 段ボールのたたみ方や縛り方をイラストで示す
◆ 新しく入居した方にも、同じ案内を渡す
◆ ひもの用意が改善につながるか検討する
「正しく出してください」だけでは、具体的に何をすればよいか分からない方もいるかもしれません。
出す日と手順がひと目で分かる案内なら、行動に移しやすくなります。
これらは改善策の一例で、必ず解決するとは限りません。
建物の状況に合う方法を、管理会社と一緒に考えましょう。
掲示や道具の設置は、必ず管理会社に相談してから

「自分で注意書きを貼ろう」「ひもとはさみを置いておこう」と思っても、共用部分での掲示や物の設置は、事前に管理会社へ相談しましょう。
設置場所によっては、通行の妨げや清掃の支障になることがあります。
特に、はさみなどの刃物は、誰でも触れられる場所に置かないようにしましょう。
許可を得て協力する場合も、次のことを決めておくと安心です。
◆ 掲示する内容と場所
◆ 道具の購入・補充にかかる費用を誰が負担するか
◆ 補充や管理を誰が担当するか
◆ いつまで試し、誰が片づけるか
◆ 改善しない場合の連絡先
善意で始めたことが、いつの間にか一人の負担にならないよう、無理なくできる範囲を伝えておきましょう。
直接の注意は避け、安全面の不安も管理会社へ
ルール違反を見かけても、相手を強く責めたり、部屋を訪ねて注意したりすると、近隣トラブルに発展することがあります。
自分が掲示や片づけに協力していると、「ここまでやっているのに」と感じることもあるでしょう。
そのときも直接注意せず、管理会社へ状況を伝えてください。
また、段ボールなどの燃えやすい物を建物の周囲や共用部分に放置しないことは、放火防止の面でも大切です。

出入口や通路をふさいでいる場合や、長期間積み上がっている場合は、その状況も管理会社へ知らせましょう。
火災への不安は、我慢せず相談してよい内容です。
実際に煙や炎が出ているときは、安全な場所へ避難し、119番へ通報してください。
無理のない協力と「ありがとう」を大切に

ゴミ置き場をきれいに保つには、一人ひとりが決められた出し方を守ることが基本です。
ゴミ置き場の清掃や整理をしている方を見かけたら、「ありがとうございます」とひと声かけてみませんか。
仕事として清掃している方にも、入居者として協力している方にも、感謝を伝えることはできます。
ただし、困っている方が、他の入居者の分まで片づけ続ける必要はありません。
協力できることがあれば管理会社と相談し、負担に感じたら、その気持ちも伝えてください。
自分のゴミは自分でルールどおりに出す。分からなければ確認する。
困りごとは抱え込まずに相談する。こうした日々の行動が、気持ちよく暮らせる環境につながります。
ゴミ出しトラブルに関するよくあるQ&A

カラくん
掲示してもらっても改善しないときは、どうすればよいの?

めぐちゃん
掲示後の変化と、現在の状態を管理会社へ再度伝えよう。
「いつ、どこで、何が起きているか」と、火災や通行への不安を具体的に伝えることが大切だよ。
現地確認や案内方法の見直しなど、次の対応を相談しよう。

カラくん
誰が出したか分かっていれば、直接注意してもよい?

めぐちゃん
近隣トラブルを避けるため、まず管理会社へ伝えよう。
相手の部屋を訪ねたり、名指しの注意書きを貼ったりせず、確認や周知の方法を相談してね。

カラくん
段ボールを縛るのが苦手な場合は、どうしたらよいの?

めぐちゃん
回収先のルールに合うまとめ方を確認し、縛り方が分からないことや、手の動かしづらさなどを管理会社へ伝えてみよう。
扱える量に分けるなど、無理なく準備できる方法を考えることも大切だよ。
縛らずに出してよいと自己判断せず、困っている点を相談してね。

カラくん
自分のお金でひもを買って、ゴミ置き場に置いてもよい?

めぐちゃん
自費であっても、共用部分へ物を置く前に管理会社の許可を得てね。
置き場所、安全性、補充や片づけの担当も確認してね。
無理に購入や協力を引き受ける必要はないよ。

カラくん
段ボールの回収日を逃したら、次の「雑がみ」の日に出せる?

めぐちゃん
札幌市では、段ボールを「雑がみ」の日に出すことはできないよ。
次の集団資源回収まで適切に保管するか、受入条件を確認したうえで古紙回収拠点を利用しよう。
やむを得ず集団資源回収などを利用できない場合は、有料の指定ごみ袋に入れて「燃やせるごみ」の日に出す方法もあるよ。
回収日や出し方は、札幌市の「集団資源回収」「雑がみ」の案内を確認してね。
気持ちよく暮らすための3つのポイント
1.回収日と出し方を確認する
札幌市では、段ボールを「雑がみ」の日に出すことはできません。
地域と建物のルールを確認し、決められた日・場所・方法で出しましょう。

めぐちゃん
2.困ったときは、具体的に相談する
改善しない状況や火災への不安は、管理会社へ伝えてください。
掲示や道具の設置も、相談してから進めましょう。

めぐちゃん
3.直接注意せず、無理のない協力を
注意や片づけを一人で抱え込まず、管理会社を通して対応しましょう。
周囲への配慮と、感謝のひと声も大切です。

めぐちゃん
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こんにちは。コンビニ賃貸のめぐみ企画です。
段ボールの出し方について注意書きが掲示された月は、ゴミ置き場がきれいになるのに、翌月には元に戻ってしまう。
そんなときは、ルールを守りにくい理由がないかも考えてみたいですね。