コラム
札幌の冬はカビ・湿気に注意!賃貸住宅でできる結露対策と管理会社へ相談する目安
目次
- 冬なのに湿気?札幌の住まいでカビを防ぐために
- 開放式の石油暖房器具が湿気を増やす理由
- 1階・半地下・地下の部屋は湿気がこもりやすいことも
- クローゼットや押し入れにも風の通り道を
- 布団の敷きっぱなしは要注意
- お風呂と料理の湯気を部屋に広げない
- カビを放置すると健康と住まいに影響する
- 対策してもカビが生えるときは管理会社へ連絡を
- カビ・湿気に関するよくある質問 Q&A
- 快適な部屋を守る3つのポイント
- 【関連コラム】
- STVラジオ『ようへいと学ぼう!エンジョイ・ライフ』
冬なのに湿気?札幌の住まいでカビを防ぐために
冬は空気が乾燥する季節というイメージがありますが、室内では結露や湿気によるカビが発生することがあります。
特に札幌の冬は、寒さのため窓を閉め切る時間が長くなり、室内の水蒸気が外へ逃げにくくなりがちです。
入浴や料理、洗濯物の室内干し、暖房器具の種類など、毎日の暮らしの中には湿気が増えるきっかけがたくさんあります。
クローゼットや押し入れ、敷きっぱなしの布団など、空気が動きにくい場所にも注意が必要です。
今回は、賃貸住宅でできるカビ・湿気対策と、管理会社へ相談した方がよいサインをわかりやすくご紹介します。

めぐみ社長

ようへいさん
冬は乾燥するイメージがあるので、当てはまると思います。

めぐみ社長
実は、開放式のポータブル灯油ストーブや石油ファンヒーターなど、燃焼によって生じた水蒸気が室内に放出されるタイプの暖房器具もあるんです。
換気をしないまま使い続けると、室内の湿度が高くなり、結露やカビの原因になることがあります。

ようへいさん
ストーブなら何でも室内を乾燥させると思っていました。
暖房器具の種類によって違うんですね。
冬の湿気対策について、詳しく教えてください!
開放式の石油暖房器具が湿気を増やす理由
灯油が燃えると、熱とともに水蒸気が発生します。
FF式暖房機のように燃焼後の空気を屋外へ排出する機器では、水蒸気も屋外へ出ていきます。
一方、開放式のポータブル灯油ストーブや石油ファンヒーターなど、燃焼によって生じた水蒸気を室内に放出する暖房器具もあるんです。

そのため、換気が不足すると窓や壁に結露が起こり、カビが発生しやすくなります。
また、開放式の石油暖房器具は、使用方法や換気の状況によって火災や一酸化炭素中毒などの危険もあります。
賃貸住宅では使用を禁止している場合もあるため、備え付け以外の暖房器具を使う前に、契約書や入居時の注意事項を確認しましょう。
1階・半地下・地下の部屋は湿気がこもりやすいことも
地面に近い部屋は、建物の構造や立地、断熱・防水の状態などによって、湿気がこもりやすい場合があります。
さらに1階では、防犯上の不安から窓を開ける機会が少なくなり、換気不足になりやすい面もあります。
ただし、「1階だから必ずカビが生える」「カビはすべて入居者の責任」とは限りません。
生活によって生じる湿気、換気の状況、建物の断熱や防水の状態、漏水の有無などを確認し、原因を切り分けることが大切です。
クローゼットや押し入れにも風の通り道を

扉を閉めたままの収納は空気が動きにくく、湿気がたまりやすい場所です。
衣類やかばんを詰め込みすぎず、定期的に扉を開けて空気を入れ替えましょう。
必要に応じて、除湿剤や除湿機を使うのも一つの方法です。
除湿剤は、容器に水がたまったまま放置せず、交換時期を確認してください。
また、家具を壁にぴったり付けると空気が流れにくくなります。家具と壁の間に少し隙間を空けることも、カビ予防につながります。
布団の敷きっぱなしは要注意
眠っている間、人は汗をかきます。
布団を床やカーペットの上に敷いたままにすると、布団の裏側に湿気がこもり、カビが生えることがあります。

起床後は布団を上げて床面を乾かし、定期的に布団を干したり、布団乾燥機を使ったりしましょう。
押し入れへ収納するときも、布団が十分に乾いていることを確認してください。
湿ったまま収納すると、布団だけでなく押し入れの中にもカビが広がる可能性があります。
お風呂と料理の湯気を部屋に広げない

入浴後は浴室のドアを閉め、換気扇を回して湿気を外へ出しましょう。
浴室のドアを開けたままにすると、湯気が部屋へ流れ込み、壁や窓の結露につながります。
住宅設備の取扱説明書や管理会社からの案内を確認したうえで、浴室換気扇を長めに運転する方法もあります。
料理中も多くの湯気が出るため、レンジフードや換気扇を使いましょう。
冬は窓を長時間開けたままにするのではなく、24時間換気設備や換気扇を適切に使い、必要に応じて短時間の窓開け換気も取り入れましょう。
防犯面が気になる場合は、在宅中に換気する、換気扇を活用するなどの方法を取り入れてください。
また、洗濯物の室内干しや加湿器の使用によっても、室内の湿度が高くなることがあります。
窓の結露が増えてきたときは、加湿しすぎていないか確認し、換気や除湿もあわせて行いましょう。
カビを放置すると健康と住まいに影響する
カビは、人によってはアレルギー症状などの健康上の不調につながることがあります。
また、壁紙の表面だけでなく、その下の石膏ボードなどまで傷むと、修繕範囲が広がる可能性があります。
賃貸住宅では、カビや漏水などの異常に気づいたら、被害が広がる前に管理会社や大家さんへ連絡することが大切です。
換気不足や結露を長期間放置したことでカビが広がった場合は、退去時の費用負担に影響することがあります。
一方で、建物の断熱・防水上の問題や雨漏り、配管からの漏水などが原因の場合まで、必ず入居者の責任になるわけではありません。
原因や費用負担は状況によって異なるため、カビを見つけたら写真を撮り、早めに管理会社へ相談しましょう。
対策してもカビが生えるときは管理会社へ連絡を
換気や除湿をしているのにカビが繰り返し発生する場合は、生活による結露だけでなく、建物の断熱・防水上の問題や雨漏り、配管からの漏水などが関係している可能性があります。

次のような異変は放置せず、写真を撮って管理会社や大家さんへ連絡してください。
・ 天井や壁に見覚えのないシミができた
・ 壁紙が浮く、めくれる、はがれる
・ 雨が降った後に壁や天井が湿る
・ 換気や除湿をしても同じ場所にカビが生える
・ 室内に強いカビ臭さがある
・ 壁や床が柔らかくなったり、変色したりしている
早い段階で相談することで、原因の確認や必要な補修など、状況に応じた対応を検討しやすくなります。
カビが発生している部屋で過ごしていて、せき、鼻水、目や皮膚のかゆみなど気になる症状が続く場合は、原因を自己判断せず、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
カビ・湿気に関するよくある質問 Q&A

カラくん
冬は乾燥しているのに、どうして窓が結露するの?

めぐちゃん
外が寒く、室内が暖かいと、室内の水蒸気が冷たい窓や壁で冷やされて水滴になるんだよ。
これが結露だよ。
入浴、料理、洗濯物の室内干し、加湿器、開放式の暖房器具などによって室内の水蒸気が増えると、結露しやすくなるよ。

カラくん
賃貸住宅でポータブル灯油ストーブを使ってもよい?

めぐちゃん
火災や結露、一酸化炭素中毒などへの危険があるため、使用を禁止している賃貸住宅もあるよ。
契約書や入居時の注意事項を確認して、分からない場合は使う前に管理会社へ問い合わせてね。

カラくん
浴室の換気扇は24時間つけてもよい?

めぐちゃん
24時間換気設備は、原則として常時運転することを想定しているよ。
ただし、一般的な浴室換気扇と24時間換気設備は同じとは限らないよ。
給気口を閉じていると十分に換気できない場合もあるので、給気口の状態も確認してね。
浴室換気扇を長時間運転してよいかは、設備の種類や取扱説明書、管理会社からの案内を確認してね。

カラくん
カビが生えたら、すぐ自分で掃除してもよい?

めぐちゃん
表面のごく小さなカビであれば、換気をして、使用する製品の注意事項を守りながら清掃できる場合があるよ。
ただし、広い範囲に広がっている、何度も再発する、壁紙が浮いている、天井にシミがある場合は、清掃前に写真を撮り、管理会社へ相談してね。
カビ取り剤を使用するときは、製品の注意事項を確認し、十分に換気して使用してね。
特に「まぜるな危険」と表示された塩素系製品は、酸性タイプの製品などと絶対に混ぜないようにしてね。

カラくん
退去時、カビの修繕費はすべて入居者負担になるの?

めぐちゃん
すべてが入居者負担になるわけではないよ。
換気不足や長期間の放置によって被害が広がったのか、建物の構造・断熱・防水・漏水などが原因なのかによって考え方が異なるよ。
カビを発見したときの写真や、管理会社へ連絡した記録を残しておくと、状況確認に役立つよ。
快適な部屋を守る3つのポイント
湿気が出たら、その場で換気する
入浴や料理の際は換気扇を使い、湯気を室内に広げないようにしましょう。
窓の結露も放置せず、こまめに拭き取ることが大切です。

めぐちゃん
空気が動きにくい場所を定期的に確認する
クローゼット、押し入れ、家具の裏、布団の下はカビが発生しやすい場所です。
扉を開ける、物を詰め込みすぎない、布団を上げるなど、風の通り道をつくりましょう。

めぐちゃん
対策しても続く異変は早めに相談する
天井のシミや壁紙の浮き、繰り返すカビは、建物側の不具合が原因かもしれません。
被害が広がる前に、写真を撮って管理会社や大家さんへ連絡しましょう。

めぐちゃん
【関連コラム】
カビや湿気とあわせて知っておきたい、冬の住まいのトラブルや火災保険、管理会社への相談方法をご紹介します。安心して暮らすために、ぜひ関連記事もご覧ください。
● 札幌の冬、水道管が凍結・破裂したら?火災保険と水落とし(水抜き)の大切さ
● 賃貸の火災保険は火事だけじゃない?水漏れ・凍結など身近な事故と補償を解説
STVラジオ『ようへいと学ぼう!エンジョイ・ライフ』
めぐみ企画へのお問い合わせ
不安な⽅は匿名でお問い合わせいただけます

不安な⽅は匿名でお問い合わせいただけます
⽣活保護申請サポートをご希望の⽅は
16時までにお電話ください
(区役所が17時15分までのため)






こんにちは。コンビニ賃貸のめぐみ企画です。
「暖房を使うと部屋が乾燥する」というイメージがありますが、これはすべての暖房器具に当てはまると思いますか?