めぐみ企画のコンビニ賃貸

コラム

めぐみ社長

こんにちは。コンビニ賃貸のめぐみ企画です。
「ガスコンロをIHに変えたい」「エアコンをつけたい」「よくブレーカーが落ちる」など、賃貸住宅の電気設備で困っていませんか?
今回は、IHコンロ・エアコンを設置するときの確認事項、ブレーカーが落ちる原因、工事費用や退去時の原状回復について、わかりやすくご紹介します。

賃貸住宅でIH・エアコンを設置するには?

賃貸住宅で、IHやエアコンを設置できるかどうかは、コンセントの有無だけでは判断できません。

電源の種類や配線、設置場所などの確認も必要です。

購入してから使えないとわかることがないように、先に確認しておきましょう。

ガスコンロからIHに変更できる?100V・200Vの違い

「ガスコンロからIHのコンロに変更したい!」

賃貸住宅でそんなことが可能なのでしょうか?

IHは、火を使わずに電気で鍋やフライパンを温める調理器具です。

賃貸住宅でも、ガスコンロからIHに変えられる場合があります。

ただし、部屋に最初からついているガスコンロを外したり、キッチンを変える工事をしたりするときは、管理会社や大家さんの許可が必要です。

IHには、使用する電源によって100Vタイプと200Vタイプがあります。

◆ 100Vタイプ
卓上型など、対応する100Vのコンセントにつないで使える製品があります。
大きな工事をせずに使える場合もありますが、そのコンセントで使える電気の量や、同じ電気の通り道につながっている家電を確認する必要があります。

◆ 200Vタイプ
製品に合った200Vの電源、専用回路、コンセントなどが必要です。
必要な設備がなければ電気工事が必要になり、建物の条件によっては設置できない場合もあります。
販売店や電気工事店にも、その部屋で使えるか確認しておくと安心です。

IHの2タイプ比較

購入前に、使いたいIHのメーカー名と型番を管理会社や大家さんに伝え、その部屋で使用できるか確認しましょう。

100Vタイプでも、製品によっては「定格15A以上のコンセントを単独で使う」などの指定があります。

取扱説明書に従い、電源タップなどでほかの家電と共用しないようにしましょう。

エアコン専用コンセントがない場合はどうする?

北海道でも、夏の暑さに備えてエアコンをつけたい方が増えています。

しかし、古い建物には、エアコンをつけるための準備がされていないことがあります。

一般的な壁掛けエアコンをつけるには、主に次の条件を確認する必要があります。

◆ エアコンに合った専用回路とコンセントがあるか
◆ コンセントの種類(100V・200Vや差し込み口の形)が、買うエアコンに合っているか
◆ 室内機を取りつける場所と、配管を外へ通す穴があるか
◆ 室外機を置く場所と、排水を流す場所を確保できるか
◆ 感電などの事故を防ぐためのアース接続ができるか

専用回路とは、ほかの家電と共用せず、エアコンだけに電気を送る配線のことです。

近くにコンセントがあっても、エアコンに使えるとは限りません。

専用回路がない場合は、増設工事が可能か確認が必要です。

また、「エアコンの設置は可能」と案内されていても、壁の穴開けや配線工事まで認められているとは限りません。

購入前に管理会社や大家さんへ工事の範囲を確認し、販売店や設置業者に現地を見てもらうと安心です。

なお、コンセントを増やしたり、100Vから200Vに変えたりする工事には、電気工事士の資格が必要です。

自分で工事をせず、管理会社や大家さんに相談して、電気工事店へ頼みましょう。

賃貸住宅でブレーカーが落ちる原因と対策

ブレーカーが落ちる主な原因

「電子レンジと電気ケトルを同時に使ったら、突然電気が消えてしまった。」

そんな経験はありませんか?

ブレーカーが落ちる主な原因には、次のようなものがあります。

◆ 家全体で、契約アンペアを超える電気を使った
◆ 同じ回路につながっている家電を同時に使い、その回路で使える電気の量を超えた
◆ 家電や配線の故障で、漏電やショートが起きた
※ショートとは、傷んだコードの中などで電線同士が接触し、大きな電流が流れることです。

原因によって対処方法が違うため、「契約アンペアを増やせば必ず解決する」とは限りません。

どのブレーカーが落ちたか、どの家電を使っていたかを確認すると、相談するときに状況を伝えやすくなります。

電気の契約を変えると、改善することがあります

電気の契約には、家全体で同時に使える電気の量を「30A」「40A」などの契約アンペアで決めるものがあります。

「A」は「アンペア」と読みます。

契約アンペアの不足が原因で電気が止まっている場合は、30Aから40Aに増やすなど、契約を見直すことで改善することがあります。

ただし、建物の配線や設備の容量によっては、変更できなかったり、工事が必要になったりする場合があります。

また、料金プランによっては、契約アンペアを増やすと毎月の基本料金も上がります。

まず、管理会社や大家さんに、建物の設備上、使える電気の量を増やせるか確認しましょう。

そのうえで、契約している電力会社に、変更の手続きや料金、工事が必要かを問い合わせましょう。

契約を変えても、ブレーカーが落ちるのはなぜ?

家の電気は、いくつかの通り道に分かれて流れています。

この通り道を「回路」といいます。

家全体で使える電気の量を増やしても、1つの回路で電気を使いすぎると、その回路のブレーカーが落ちることがあります。

例えば、電子レンジと電気ケトルが同じ回路につながっていると、一緒に使ったときにブレーカーが落ちる場合があります。

別のコンセントに差していても、同じ回路につながっていることがあるので注意しましょう。

電気を多く使う家電は、使う時間をずらすと、ブレーカーが落ちるのを防げることがあります。

なお、コンセントの差し込み口を増やしても、同じ回路につながっていれば、その回路で使える電気の量は増えません。

使い方を見直しても改善しない場合は、管理会社や大家さんに相談し、回路を分ける工事などが必要か確認してもらいましょう。

漏電や故障が疑われるときの対応

ブレーカーが落ちる原因は、電気の使いすぎだけではありません。

家電や電気設備の故障、「漏電」が原因の場合もあります。

漏電とは、電気が本来の通り道から外へ漏れてしまうことです。

家電を減らしてもブレーカーが落ちる、特定の家電を使うと落ちる、焦げ臭いにおいがするなどの場合は、家電や配線の異常も考えられます。

無理に使い続けたり、ブレーカーを繰り返し入れ直したりせず、管理会社や大家さんへ連絡しましょう。

「いつ」「どの家電を使っていたか」「どのブレーカーが落ちたか」を伝えると、点検の相談がしやすくなります。

電気設備の変更・修理費用は誰が負担する?

IHやエアコンの設置・修理をするときは、誰が費用を負担するのかを先に確認しておくことが大切です。

自分の希望で設備を増やす場合と、もともと部屋についている設備が故障した場合では、費用の扱いが異なります。

まずは、契約書で設備の扱いを確認しましょう。

【自分の希望でIHやエアコンを新設・変更する場合】
入居者が購入代や工事代を負担することがあります。
専用回路の増設など、建物側の工事が必要な場合も含め、工事が始まる前に、誰がいくら払うのかを決めておきましょう。

【契約上の設備が故障した場合】
契約に含まれる設備が、古くなったことなどを原因に故障した場合は、原則として大家さん側が必要な修理を行います。
ただし、入居者の不注意や誤った使い方で壊した場合などは、入居者が費用を負担することがあります。
まずは管理会社や大家さんに連絡し、契約内容も含めて、修理の手配や費用について確認しましょう。

【前の入居者が置いていった設備の場合】
前の入居者が置いていったエアコンなどを「残置物」と呼ぶことがあります。
ただし、残置物だからといって、修理代が必ず入居者の負担になるわけではありません。
契約書などを確認し、壊れたときに誰が修理代を払うのか、管理会社や大家さんに確認しましょう。

退去時には、取りつけた設備の撤去や、工事した部分を元に戻す「原状回復」が必要になる場合があります。

工事を頼む前に、費用や退去時の対応について、次のことを確認しましょう。

◆ 本体代・設置工事代・電気工事代を、それぞれ誰が負担するか
◆ 工事内容や依頼する業者に指定があるか
◆ 退去時に、取りつけた設備を撤去するか、そのまま残せるか
◆ 配線やコンセント、壁の穴などを、どこまで元に戻す必要があるか
◆ 退去時の撤去費用や原状回復費用を誰が負担するか

あとで困らないように、約束した内容はメールや書面などで残しておくと安心です。

入居前に確認したい電気設備のチェックリスト

部屋を探すときは、家賃や広さだけでなく、電気設備も確認しておきましょう。

特に、次のことを聞いておくと安心です。

◆ エアコンをつけられるか
◆ エアコン専用のコンセントがあるか
◆ 使いたいIHを使えるか
◆ 一度に使える電気の量はどのくらいか、増やせるか
◆ コンセントの数や場所は、暮らし方に合っているか
◆ 設備を増やすときに、どんな許可が必要で、誰がお金を払うのか
◆ 備え付けのエアコンやコンロは、契約上の設備か、残置物か
◆ 備え付け設備が故障したときは、どこへ連絡すればよいか

電気設備の不便さは、住み始めてから気づくこともあります。

特に古い建物では、使いたい家電の型番や設置したい場所を伝え、その部屋で使えるかを入居前に確認しておきましょう。

設備の変更を希望する場合は、契約前に管理会社や大家さんへ相談し、工事の可否や条件も確認しておくと安心です。

賃貸住宅の電気設備に関するQ&A

ここまでの内容をもとに、賃貸住宅の電気設備について、よくある疑問にお答えします。

カラくん

100VのIHなら、どのコンセントでも使えるの?

めぐちゃん

100Vタイプでも、どのコンセントでも使えるとは限らないよ。
コンセントで使える電気の量や、同じ回路につながっている家電の確認が必要だよ。
取扱説明書を読み、わからない場合は販売店や電気工事店に確認しよう。

カラくん

エアコン専用のコンセントがなければ、設置できないの?

めぐちゃん

専用回路やコンセントをつくる工事ができれば、設置できる場合があるよ。
ただし、建物の設備によっては工事ができないこともあるよ。
購入前に管理会社や大家さんへ相談し、設置業者にも確認してもらおうね。

カラくん

電気の契約を30Aから40Aに変えれば、ブレーカーは落ちなくなるの?

めぐちゃん

契約を変えても、ブレーカーが落ちることはあるよ。
家全体で使える電気の量を増やしても、同じ回路で電気を使いすぎると、その回路のブレーカーが落ちるよ。
まずは、どの家電を一緒に使ったときに落ちるのかを確認しよう。

カラくん

自分で取りつけたエアコンは、退去するときに置いていってもよいの?

めぐちゃん

そのまま残せるかどうかは、管理会社や大家さんとの取り決めによるよ。
取り外しや、壁の穴などを元に戻す工事が必要になる場合もあるよ。
設置する前に、退去時の対応と費用を確認し、メールや書面で残しておこうね。

カラくん

備え付けのエアコンが壊れたら、自分で修理を頼んでもよいの?

めぐちゃん

まずは、管理会社や大家さんに連絡しよう。
契約に含まれる設備か、前の入居者が置いていったものかによって、対応が異なる場合があるよ。
修理の手配や、誰が費用を払うのかを確認してから進めようね。

覚えておきたい電気設備のポイント3つ

最後に、電気設備のトラブルや思わぬ出費を防ぐために、覚えておきたいポイントを3つにまとめました。

1.家電を買う前に、その部屋で使えるか確認する

IHやエアコンは、コンセントがあれば必ず使えるわけではありません。
電源や配線、設置場所を確認し、工事が必要な場合は、管理会社や大家さんの許可を得ましょう。

めぐちゃん

2.ブレーカーが落ちる原因を、電気の使いすぎと決めつけない

同じ回路での電気の使いすぎだけでなく、家電や配線の故障が原因の場合もあります。
何度も落ちるときは、無理に使い続けず、管理会社や大家さんに相談しましょう。

めぐちゃん

3.工事費用と退去時の対応を、先に決めておく

購入代や工事代を誰が払うのか、退去時に設備を外すのか、どこまで元に戻すのかを確認しましょう。
約束した内容は、メールや書面で残しておくと安心です。

めぐちゃん

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