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賃貸トラブル

賃貸のタバコによるヤニ汚れ・焦げ穴は火災保険で直せる?退去費用と相談先を解説

目次

  • タバコによる壁紙の汚れや床の焦げ跡は誰の負担?
  • 火災保険は「火事だけの保険」ではない
  • 喫煙によるヤニ汚れは入居者負担となる場合がある
  • ヤニ汚れは火災保険の対象になりにくい
  • 火種による焦げ穴は補償される可能性がある
  • 焦げ穴を見つけても自分で修理しない
  • 管理会社と保険会社へ早めに相談する
  • 室内での喫煙方法を見直す
  • タバコの汚れと火災保険に関するよくあるQ&A
  • タバコによる損傷で覚えておきたい3つのポイント
  • あわせて読みたい関連コラム
  • STVラジオ『ようへいと学ぼう!エンジョイ・ライフ』

タバコによる壁紙の汚れや床の焦げ跡は誰の負担?

賃貸住宅でタバコを吸っていると、壁紙にヤニやにおいが付いたり、落とした火種によって床や畳に焦げ跡ができたりすることがあります。

「火が原因なら、火災保険で直せるのでは?」と思うかもしれませんが、ヤニ汚れと火種による焦げ穴では、扱いが異なる可能性があります。

喫煙によるヤニやにおいで壁紙が汚れた場合、通常の使用による損耗を超えるものと判断され、入居者負担となる場合があります。

一方、火種を誤って落としてできた焦げ穴は、加入している火災保険の契約内容や事故の状況によっては、補償の対象になる場合があります。

今回は、タバコによる汚れや焦げ跡の原状回復費用、火災保険を確認するときのポイント、事故が起きたときの相談先について解説します。

めぐみ社長

こんにちは。コンビニ賃貸のめぐみ企画です。
今回はリスナーさんから「タバコのヤニで壁紙を張り替えたときに、6万円を自己負担した」というお便りをいただきました。

ようへいさん

6万円は大きいですよね。
でも、火災保険という名前ですから、タバコが原因なら補償されそうな気もします。

めぐみ社長

ヤニによる壁紙の汚れやにおいは、日常的な喫煙によって徐々に生じるため、一般的には火災保険の補償対象になりにくいと考えられます。
退去時の原状回復の問題として、通常の使用による損耗を超えるものと判断され、入居者負担となる場合があります。

ようへいさん

では、タバコの火種を落として、床や畳に小さな穴を開けてしまった場合はどうでしょうか?

めぐみ社長

火種による焦げ跡は、加入している保険の補償内容や事故の状況によって判断が分かれます。
偶然の事故として補償される可能性はありますが、必ず保険金が出るとは限りません。

ようへいさん

自分で「どうせ対象外だろう」と決めつけないことが大切なんですね。
今回は、タバコのヤニ汚れと焦げ穴の違い、火災保険が使える可能性、事故が起きたときの正しい対応について詳しくご紹介します。

火災保険は「火事だけの保険」ではない

火災保険は、火事による損害だけを補償する保険ではありません。

契約内容によっては、落雷、雪災、水濡れ、盗難など、住まいに関するさまざまな事故が補償されます。

賃貸住宅の火災保険には、主に次のような補償や特約があります。

■ 自分の家具や家電などを補償する「家財保険」
■ 借りている部屋に損害を与えた場合に備える「借家人賠償責任保険」
■ 水漏れなどで階下の住人に損害を与えた場合に備える「個人賠償責任保険」
■ 契約によっては、偶然な事故による破損などを補償する特約

ただし、補償される事故や自己負担額は契約によって異なります。

「火災保険に加入しているから大丈夫」と考えず、自分の契約内容を確認しておきましょう。

喫煙によるヤニ汚れは入居者負担となる場合がある

室内でタバコを吸い続けると、壁紙や天井にヤニが付着し、変色やにおいが残ることがあります。

喫煙による壁紙の変色やにおいは、通常の生活による汚れとは判断されにくく、退去時に清掃費や壁紙の張り替え費用を請求される可能性があります。

負担額は、汚れやにおいの程度、喫煙していた部屋の範囲、入居期間、壁紙の使用年数、賃貸借契約の内容などによって異なります。

ただし、喫煙による汚れが入居者負担となる場合でも、必ず新品への張り替え費用全額を負担するとは限りません。

ヤニ汚れは火災保険の対象になりにくい

火災保険では、補償対象となる事故や損害が契約で定められています。

毎日の喫煙によって少しずつ壁紙が変色したり、においが染み付いたりすることは、一度の突発的な事故とは異なります。

そのため、日常的な喫煙によって徐々に生じたヤニ汚れやにおいは、一般的に火災保険の補償対象になりにくいと考えられます。

ヤニ汚れによる壁紙の張り替えは、一般的には火災保険の補償ではなく、退去時の原状回復費用として扱われることが多いでしょう。

火種による焦げ穴は補償される可能性がある

タバコの火種を誤って落とし、床や畳などに焦げ跡や穴を作ってしまった場合は、日常的なヤニ汚れとは扱いが異なります。

加入している火災保険の補償内容や事故の状況によっては、補償の対象になる可能性があります。

ただし、補償の対象になるかは、事故の状況や保険の契約内容によって判断されます。

また、免責金額が設定されている場合は、修理費の一部または全部が自己負担になることもあります。

小さな焦げ穴でも、必ず保険金が支払われるとは限りません。最終的な判断は保険会社が行います。

焦げ穴を見つけても自分で修理しない

床や壁紙、畳などは大家さんの所有物です。

焦げ穴を見つけても、入居者が自分の判断で修理業者を呼んだり、傷を隠したりすることは避けましょう。

保険会社が損害状況を確認する前に修理すると、事故の原因や損害の範囲が分からなくなり、保険金の請求に影響する可能性もあります。

また、市販の補修材などで目立たなくしても、退去時に補修が必要になる場合があります。

まずは損傷部分とその周辺を写真に残し、管理会社または大家さんへ連絡してください。

その後、加入している保険会社や代理店にも速やかに相談しましょう。

管理会社と保険会社へ早めに相談する

管理会社と保険会社では、それぞれ役割が異なります。

・ 建物の修理や退去時の扱い:管理会社または大家さん
火災保険を使えるかどうか:保険会社または保険代理店
・ 加入している保険会社が分からない:保険証券や入居時の書類を確認し、必要に応じて管理会社へ問い合わせる

保険会社へ相談するときは、事故が起きた日時や場所、焦げ穴ができた状況、傷の大きさなどを正確に伝えましょう。

退去時まで放置すると、事故の状況を確認しにくくなります。

小さな焦げ跡でも、気付いた時点で早めに相談することが大切です。

室内での喫煙方法を見直す

タバコによる原状回復費用を避ける最も確実な方法は、室内で喫煙しないことです。

換気扇の下で吸ったり空気清浄機を使用したりしても、煙やにおいが室内に広がり、壁紙への付着を完全に防ぐことはできません。

ベランダや共用部分での喫煙も、物件のルールで禁止されていたり、近隣住民とのトラブルにつながったりする場合があります。

喫煙場所については、賃貸借契約や物件の使用ルールを必ず確認しましょう。
ベランダや共用部分が禁煙の場合は、そこで喫煙してはいけません。

今回の焦げ穴やヤニ汚れをきっかけに、室内での喫煙方法を見直したり、禁煙を検討したりすることも、住まいと家計を守る選択肢の一つです。

タバコの汚れと火災保険に関するよくあるQ&A

カラくん

タバコのヤニで壁紙が黄色くなった場合、火災保険は使える?

めぐちゃん

一般的には、火災保険の対象になりにくいと考えられるよ。
ヤニ汚れは一度の突発的な事故ではなく、日常的な喫煙によって徐々に発生するためだよ。
退去時の原状回復費用として、通常の使用による損耗を超えるものと判断され、入居者負担となる場合があります。

カラくん

タバコの火種で床に小さな穴を開けてしまったけど、保険を使うことはできるの?

めぐちゃん

契約内容や事故の状況によっては、補償される可能性があるよ。
加入している火災保険の補償内容を確認して、保険会社や代理店へ相談してみよう。
ただし、焦げ穴であれば必ず補償されるわけではないよ。

カラくん

管理会社と保険会社のどちらへ先に連絡すればよいの?

めぐちゃん

まず写真を撮って状況を記録し、管理会社または大家さんへ連絡するとともに、加入している保険会社・代理店にも相談しよう。
物件や事故の内容によって連絡手順が指定されている場合があるため、入居時の書類や保険証券も確認してね。

カラくん

加入している保険会社が分からない場合は、どうすればよいの?

めぐちゃん

入居時にもらった書類、保険証券、保険料の支払履歴、メールなどを確認してね。
それでも分からない場合は、管理会社や契約手続きをした不動産会社に確認してみよう。
ただし、入居後に自分で保険を変更している場合は、管理会社では把握していないことがあるよ。

カラくん

退去時に高額な壁紙の張り替え費用を請求されたら、必ず支払わなければならないの?

めぐちゃん

まずは、張り替えが必要な範囲や工事内容、費用の内訳を確認しよう。
喫煙による汚れは入居者負担となる場合があるけれど、必ず新品への張り替え費用全額を負担するとは限らないよ。
実際の負担範囲や金額は、汚れの程度、壁紙の経過年数、入居期間、契約内容などによって異なるよ。
疑問がある場合は、管理会社や大家さんへ説明を求め、必要に応じて公的な相談窓口へ相談してね。

タバコによる損傷で覚えておきたい3つのポイント

1.喫煙によるヤニ汚れは入居者負担となる場合がある

日常的な喫煙による壁紙の変色やにおいは、通常の使用による損耗を超えるものと判断され、退去時に清掃費や張り替え費用が入居者負担となる場合があります。
ただし、実際の負担範囲や金額は、汚れの程度や壁紙の経過年数、契約内容などによって異なります。

めぐちゃん

2.火種による焦げ穴は保険会社へ確認する

一度の不注意によってできた焦げ穴は、契約内容によって補償される可能性があります。
ただし、保険金の支払いは保険会社が個別に判断します。

めぐちゃん

3.写真を撮り、勝手に直さず早めに連絡する

損傷を見つけたら写真を撮影し、まず管理会社または大家さんへ連絡し、加入している保険会社や代理店にも早めに相談しましょう。
確認を受ける前に自分で修理したり、傷を隠したりしないことが大切です。

めぐちゃん

あわせて読みたい関連コラム

賃貸住宅では、タバコの焦げ穴だけでなく、水漏れや凍結、カビなど、思いがけないトラブルから高額な修繕費が発生することがあります。「知らなかった」と後悔しないためにも、火災保険の補償内容や管理会社への正しい連絡方法を、以下の関連コラムでぜひご確認ください。

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STVラジオ『ようへいと学ぼう!エンジョイ・ライフ』

この内容はSTVラジオ『ようへいと学ぼう!エンジョイ・ライフ』でもご紹介しました。
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